大事なお洋服しっかりケアで長持ち!
残暑厳しい夏、毎日汗との戦いですね。顔から首元、脇の下背中と股の部分まで汗を搔きます。
毎日着ている服も汗をしっかり吸収しているので毎日洗濯がかかせませんね。
夏のお洋服は定番の綿からデリケート素材までいろいろありますが
特にデリケート素材のお洗濯は気をつけないと縮んでしまったり質感が変わってしまったり変色や色落ちなど起こしてしまい2度と着れなくなってしまいます。
そんな事がないように洗剤や洗濯方法、新洗濯表示の事をお話します。
ウエットドライクリーニングでお洗濯
1.Ⓦ表示があるお洋服を選び購入しましょう。
毎日着るお洋服であれば毎日洗濯は必要ですが表示を見ると綿以外の素材であれば
科学繊維やウールなどの素材が使用されている服が多いです。中でもⓅⒻⓌが表示されていると思います。
Ⓟパークロロエチレン及び
石油系溶剤よるドライクリーニングが出来る。
Ⓕ石油系溶剤によるドライクリーニングが出来る。
Ⓦウエットドライクリーニングが出来る。
引用元:消費庁 新しい洗濯表示
ですが洗剤メーカーによるとⒻⓅでも↑のつけ置き洗いマークがあれば
洗濯出来るそうですが素材の事を考えるとⓌ表示があるものが理想です。
ⓅとⒻの表示しかないのであればクリーニング店でドライクリーニングをしてもらうのをおススメします。
デザインだけで洋服を選び購入している方が多いのですが購入後にドライクリーニングしか出来ず頻繁に着る事が出来ないことや何回か着てクリーニング店に持っていく方が多くいます。
せっかく好きな洋服なのにすぐに着れないとなると次の年又は再来年では流行に取り残されタンスで眠ってしまうなんてことも。
何回か着てドライクリーニングに出すなんて事をすると飲食物などや化粧品汗などのシミがついてから時間が経過しており
しみ抜き代もかかる事やしみ抜きしたが
薄く残ってしまったなんて事も
例外ではありません。
デイリーコーデに加えて頻繁に着たいのであれば
Ⓦのマークがあるお洋服を
購入する事をおススメします!
2.ウエットドライクリーニング
(ホームクリーニング)出来る洗剤を使う。
Ⓦ表示のある事をお洗濯前にしっかり確認をしましょう。
洗剤は、おしゃれ着洗剤やホームクリーニング洗剤と書かれている洗剤がウエットドライクリーニングが出来ます。
代表的なものはエマールが有名ですが他メーカーからも出ております。
洗濯前にシミがないか確認しましょう。シミを見つけたら洗剤のとこ原液をシミのところにかけて両手でこすり洗いをして下さい。
洗濯機のおしゃれ着コースで洗うので普通の洗濯コースと違って
衣類同士をこすりながら洗うことはないのでシミがある場合洗濯前にこの作業が必要になります。
シミを見つけたら必ず原液をかけてシミの部分をこすり洗いしましょう!
洗濯ものをこのように畳み重ねて洗濯機にいれましょう。
洗濯機に入れたら洗剤を入れるところに洗濯の使用量目安を確認して決められた量の洗剤を投入しましょう。
多く入れすぎてしますと泡が残りシミの原因を作ってしまいます!
洗剤を多く入れれば汚れがよく取れるなんてことはありませんので決められた量だけを入れましょう。
洗剤を投入したフタをしめるのですが
洗濯機によっては
洗濯キャップが必要です。
洗濯キャップがないと洗濯物が洗濯中に崩れてしまい弱い水位流で洗うので洗剤が行きわたらず崩れたまま脱水すると洗濯機が止まってしまいきちんと脱水が出来ませんのでキャップは必要です。
別売りで売られてますので購入して使用しましょう。1000円以内で購入出来ます
準備が出来ましたらフタを閉めて洗濯コースを選ぶのですが
洗濯機コースの表示はメーカーによって違いますがおしゃれ着コースまたはドライコースがあると思います。そちらを選択して洗濯開始ボタンを押してください。
だいたい20分から30分程で終了します。
3.表示どうりに干して型崩れ防止
お洗濯が終了しましたら干すのですがもう一度お洋服の表示を見て下さい。
引用元:消費者庁 新しい洗濯表示
このような表示がありますよね。
表示上□の上部に斜めの線が入っている表示は陰干しです。
□の中に縦線がある表示の洗濯物はハンガーでつり干しが出来ます。
自然乾燥表示表の真ん中から下の部分に該当すと□の中に横線がある表示の洗濯物は
つり干しが出来ません。
横線表示の洗濯物は平干しで干さなければいけないのです。
テーブルや家具の上などに平にして干すと確かに平干しですが衣類下の面に直についているので通気性が悪くカビ発生の原因になりますので
絶対しない方が無難です。
平ぼしで便利な物が100円ショップや3coins、ホームセンターなどで売られております。
商品名は平干しネットハンガー、セーター干しネットなど。
手頃な値段で購入できるので2~3個購入されたほうがいいです。
秋~春物などのインナーやカーディガンなどの羽織り物などは平干し表示の衣類が圧倒的に多いのです。
一回の洗濯に平干し表示の物
一枚しか干せないなんて事になるので
何個か購入する事をおススメします。
このように広げて干します。こうして干してしっかりケアすることで
大事なお洋服を長く着ることが出来ます。
思い入れの深いお洋服であればお手入れケアは本当に大事なことです。
毎日しっかりお手入れケアをして愛着あるお洋服を長持ちさせましょう。