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口呼吸になるのはなぜ?対策の前に、口呼吸の概要と認識が肝心!

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口呼吸になるのはなぜ?

もしご自身が24時間ずっと口呼吸に関して苦しんでいるなら、その原因と解決法を認識して取り掛かることが早道です。そうすれば、口呼吸に伴う不安を解消することも適いますよ。

知ってほしい口呼吸の事、口呼吸の対策

私たち人間は、鼻で呼吸を行うが自然であり本来の姿なのですが、
鼻ではなく口で呼吸すると、唇がカサカサになり口腔内が乾燥して、
感染症なりやすく危険性が高くなります。どうしてなのでしょうか?口呼吸と鼻呼吸の違いをお話します。

1.口呼吸とは

口呼吸は「こうこきゅう」と読み「くちこきゅう」と読んでいる方が多いそうです。
私も「くちこきゅう」と読んでいます。
鼻呼吸は、「びこきゅう」と読みますが「はなこきゅう」の方が言いやすいと思います。

呼吸とは?

呼吸とは酸素を取り込み、二酸化炭素を排出することです。
私たちは二つの呼吸を行っており、体外から呼吸器系を通して行う外呼吸と体内の細胞レベルで行われる内呼吸です。
口呼吸は外呼吸のひとつの方法で「吸う息、吐く息のどちらか一方で口から行う呼吸法」であり、私たちはそれに加えて「常時開口状態における口唇閉鎖不全(いわゆるポカン口)」も含めています。

2.鼻呼吸は、加湿機能付き空気清浄機と同じ機能を持つ。

鼻呼吸は、吸う空気を温めて適度な湿度を与えるくれます。
線毛と粘液層が細菌やウイルスなどを捕獲してくれるゴミフィルターのような仕組みによって細菌やウイルスをブロックし、肺などを守ってくれます。
鼻水は1日に約1ℓも分泌されて約7割は、鼻を通る空気を加湿するのに活躍してます。まるで加湿機能付き空気清浄機と同じ仕組みですね

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3.口呼吸になる原因

口呼吸になる原因
1.口の周りの筋肉が発達していないので柔らかい食べ物ばかりを食べている。
2.メールやSNSで会話をすることにより言葉を発することが少なくなった。
  他者との交流が減り会話をすることが無くなった。
3.口笛などの口遊びをしない。
4.花粉症やアレルギー性鼻炎になった。

例年異常気象による急激な温度の変化に伴い、
血管作動性鼻炎や暑さや寒さの刺激で口呼吸が誘発されやすくなっています。
無理なトレーニングや睡眠によるいびきなども口呼吸になりやすいです。
携帯ゲーム機やスマートフォンの操作に夢中になってヒートアップしている時も口呼吸になりがちですから気をつけなければなりません。
実は人は口で息が出来ることや人対人でしゃべる仕組みを人は手に入れることが出来たからだそうです。

4.口呼吸でなりやすい病気

口呼吸でなりやすい病気は
1.アレルギー性鼻炎
2.アトピー性皮膚炎
3.気管支喘息
4.歯並び悪化、虫歯
5.歯肉炎
6.集中力、学力低下
7.慢性扁桃炎
8.うつなどの精神疾患
9.風邪
10.ドライマウス
11.誤嚥性肺炎
12.咽頭筋力低下  です。

睡眠時の無呼吸症候群も口呼吸といわれています。

この無呼吸症候群は日中の車運転中に集中力が低下し居眠りを起こしやすいと言われています。
鼻呼吸なら気道確保しながら呼吸出来ていますが、口呼吸は口をぽかんと開けているために口の日本の筋肉が弛緩し、
舌が気道を塞いでしまい悪くすると心臓に負担をかけ高血圧や突然死につながってしまいます。
または、舌の粘膜による味覚障害や鼻の仕組み低下による嗅覚障害の可能性もあると言われています。

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引用:日本病巣疾患研究会 https://jfir.jp/mouth-breathing/

 鼻呼吸によって空気が温められ体内の温度は35~37度にもなります。
口呼吸では鼻呼吸と違って体内を温める事が出来ず、冷たい空気のまま肺に届けられてしまい、肺の免疫力が低下し負担につながってしまいます。 

5.鼻呼吸にすると良いメリット

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鼻呼吸をすることでだけで良いメリットがあります。
鼻呼吸をすると続行していた開口を防ぎ、使い続けたオトガイ筋を休めることできます。
休めることによりオトガイ筋を休めるだけでなく、唇を閉め、口を閉じる筋が良い事に働いてくれるのでアゴのシワが出来にくくなるのです。
鼻呼吸を続けるだけで、顔の余分なシワやたるみを減らして顔の引き締め効果も得られるので、鼻呼吸は小顔を目指す上で、他にもより多くの利点があります。

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顔の引き締め効果もある。

6.鼻詰まりで呼吸になっている場合の改善法

日頃から鼻呼吸をするように心がける。
鼻がつまっていて口呼吸になってしまう場合は、鼻をしっかり温めると解消できることもあります。
やや熱めのお湯にタオルを浸して絞ってから鼻に当ててみると改善出来たりしますよ。

他にも脇の下を刺激を与えるというコツもあります。
鼻が詰まることは、鼻の中の粘膜が炎症を引き起こし、うっ血されている事が多くて、交感神経を刺激し血管を締め付け、うっ血を克服するというわけです。
こぶしを反対側の脇の下に挟み込む、500mlのペットボトルを挟み込むなど、いろんなしかたがあります。

いずれの場合もふさがっている鼻と反対側の脇の下に挟み込むことがカギになります。
交感神経は、右の鼻は左の脇の下、左の鼻は右の脇の下、というようにクロスして結びついているためです。
脇の下には太い血管が通っていますので、脇の下にこぶしやペットボトルを挟み込む場合、血流をあまり塞ぎこまないようにして10~20秒程度だけにしたほうがいいそうです。

横向きで寝ているときに、上側になっている鼻の詰まりが解消することがあります。右肩を横にして寝ていると、右脇の下が刺激されることにより、左の鼻詰まりがなくなるからだといわれているようです。

あいうべ体操も効果あり

あいうべ体操とは口呼吸から鼻呼吸に移行するために口輪筋を鍛えることが出来る簡単に出来る口を使った体操です。

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あいうべ体操

1.口を大きく開けて「あ~」と大きく声を出して、なるべく長く声を出しましょう。

2.頬の筋肉を両方の耳に寄せるような感覚で口を大きく開けて「い~」と大きく声を出しましょう。

3.唇を尖がらせて前に突き出しながら「う~」と大きく声を出しましょう。

4.舌を前にしっかり出して「ベ~」と大きく声を出しましょう。

これを10回を1セット、一日3セット行うのが理想です。

簡単に出来るので、ぜひ毎日行ってみて下さい。

7.睡眠時の口テープで口呼吸防止

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睡眠中のいびき

・朝起きた時に唇がカサカサしていて舌も乾燥している。

・睡眠中に横向きやうつ伏せで寝ていることが多い。

・睡眠中にいびき又は歯ぎしりしていると家族に言われたことがある。

・いつも鼻がぐじゅぐじゅしていて、鼻詰まりになりやすい。

これらの項目に該当する方は口テープを貼って寝ることをおすすめします。

口に貼るだけで鼻呼吸に整えてくれます。起床時の唇や舌、喉の乾きやいびきの音を軽減し歯ぎしりもしにくく安眠へ促してくれます。

テープはシリコン系の医療用素材を使用しているため肌にやさしくかぶれにくいですよ。

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口に貼るテープ

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1枚はこのサイズ。肌に優しい素材で出来てます。

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口に貼って寝ます。唇の一部分に貼るだけなので苦しくないです。

貼ってなると口の中が潤っているので唇もカサカサせず気持ち良い目覚めでした。

8.まとめ

これからは乾燥する季節になるのでインフルエンザなどのウイルスの予防もしなければいけないので鼻呼吸は必須ですね。日頃からマスクで予防して鼻呼吸を心がけると健康維持につながります。ぜひ参考にして頂き鼻呼吸を意識して快適な毎日をお過ごし下さいね。