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ブルーシートなぜ青い?サイズや防水効果は?ブルーシートの使い方と種類

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台風被害で多く使われたブルーシート、テレビなどで目にされた方が多くおられたと思います。

なぜ「ブルーシートを使うかな?」と思いませんでしたか?

ブルーシートを以前からありましたが劣化して水が入ってきそうですし、編み込まれた繊維がはがれてくるのではないかと思ったり、ビニールハウスなどで使われる被覆材とかのほうが頑丈ではないかとブルーシートの耐久性も気になりますよね。

私は小さい頃から建設会社やイベント会社経営をしている親戚がいまして、イベントや建設現場に関わったことがありブルーシートを実際に使ったことがあります。

ブルーシートのことについて詳しくお話します。

ブルーシートの色、サイズ、形、種類と使い方や洗い方 

 

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ブルーシートで覆い隠してる。

 ブルーシートの歴史は意外と古く最初は色が違っていました。ブルーシートはいろんな用途があり便利で物によっては、とっても丈夫に出来ています。

最近では台風で屋根が破損、飛ばされて無くいなってしまった建物に屋根を覆うように使われているのをニュース番組などで見る事が多くなりました。

 ブルーシートがなぜ青いのか、サイズはどの位あるのか、防水効果やブルーシートの使い方や種類、洗い方など気になりますよね。

今回はブルーシートの謎をお話します。

1.ブルーシートの色が青い謎

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ブルーシート 青一色

災害時や工事現場などで使用しているブルーシートですが、シートの殆どがブルー色をしています。

なぜ青色なのでしょう?

合成樹脂が出てくる前は綿布や帆布が使われていて

オレンジ色が主流だったそうです。

合成樹脂製に変わった直後もオレンジ色が使われていましたのですが

1965年頃に「オレンジ色の顔料に人体に悪原因を及ぼす重金属のカドミウムが含まれている」という話が広まり、昔に比べて青色に変わっていきました。
その後の調査で、オレンジ色の顔料にはカドミウムは含まれていなかったそうです。

現在オレンジシートは農業用途として好んで使われています。

オレンジ色の代わりに青色が選ばれた要因は、空や海の色に近く、景観を損ねないことや青色の顔料が何をおいても安かった場合など色々あるそうですが、「青はさわやかな色」というのが一番の要素だそうです。

ブルーシートの材質は?

現在のブルーシートは、ポリエチレンの糸を織ってシートにし、ラミネートコーティングした品物が大半で、「ポリエチレンラミクロスシート」とも呼ばれます。

ブルーシートの青い色以外に色違いはないの?

青のほかにも茶色や銀色、迷彩色などがあり、茶色のシートは周囲の景観を損ねないという要因で奈良県内の遺跡発掘現場などで使われているそうです。

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銀色のシートは山形県のさくらんぼ畑で使われており、地面に銀色のシートを敷いておくと太陽光を頻繁に反射しサクランボの実全体を赤くするのに有効性があるそうです。

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 シルバーシートは青色より丈夫に出来ており最近では多く使われています。

迷彩色のシートを使っているのは、皆さんのご想像どおり、自衛隊です。 

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お花見の時に景観が損なわれていると言われているブルーシート

お花見でブルーシートをよく使われますが桜の色は、どちらかというと白に近い淡いピンク色ですよね。

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満開の桜を見るために毎年大勢の方がお花見会場に集まり宴会をされていますがブルーシートを使っている光景を思い出してみて下さい。
頭上には見事に咲き誇る満開の桜ですが、このような下には地面を一面に覆うブルーシートは人の目によってブルーの強い色を自然に視界が行くようになっていますので、淡くスタイリッシュな白い桜の花よりも派手な色彩のブルーシートの方が目立ってしまいます。
桜の花を見ることを楽しみにしてお花見会場に来られた方にとっては、宴の騒ぎよりもシートの色がお花見を左右しているという意見すらあります。

2.ブルーシートのサイズは?重さと厚みはどのくらいあるの?

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↑の サイズ表は一例です。メーカーによってことなります。

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ブルーシートの厚みは3000や3000番などのように記しています。
基準的な号数からcmに至るまであり3.6×5.4mの重さを表していますが
3000は製品は重量が約3000g(3kg)のブルーシートをさしています。
2000は3.6×5.4mで重量が約2000g、1500は約1500gです。
この番号が大きいほど厚く、耐久性のあるブルーシートです。
この番号が大きければ厚くなるのですが、厚みや製造メーカーによって異なり、
耐久性についてもメーカーや製造国によって異なります。
3.6×5.4mあたりの重さは大差ないブルーシートでも、メーカーものによって製造原料、製造工程が異なるためです。
普通に変わらない選択肢のシートであれば、国産品の方が耐久性が大きな割合いで、輸入品の方が表示価格がほどよい性分にあります。
一般的に1300以下は薄手、1500~2500は中厚手、3000以上は厚手と言われます。

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ロール型もあります。

通常のブルーシートの商品は畳んだ状態で包装されています。広範囲で使用される場合はロール型で売られている商品もあります。ロール型は薄手が多いです。

3.ブルーシートの耐久性、耐候性は?

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ブルーシートは色で選ぶ事はあまりなく、選ぶポイントはシートの広さと一緒に品質や厚みなどの耐久性になります。
店頭やインターネット通販で入荷されているブルーシートには、#3000や3000番などという番号が掲載されています。
このものを見れば、サイズや重量と平行して厚みから耐久性がわかります。
通常#3000より価格が大きいサイズの厚手でとても丈夫、#1300以下は薄手で利用する期限が限られていると言われていますが、メーカーブランドによって原料や製造が異なるようなので一応の目安にするといいと思います。
#3400は、厚さ約0.28mm、耐久期間約10ヵ月~16ヵ月、主な用途は豪雪地域の農業用や雪除けなどに使用されています。
一般的に標準とされる#3000は、厚さ約0.26mm、耐久期限約9ヵ月~12ヵ月、主な用途は現場工事、農業やレジャーなどのさまざまなシーンで利用され、災害時の屋根の補修としても利用されます。

生地の厚さは耐久性に繋がりますが長時間繰り返し利用する場合には、可能な限り厚手を選んだ方がふさわしいです。
薄手は原材料を減らせるのが理由から、コストを抑えられているので使い捨て、1回限りの養生用であれば薄手で充分かもしれませんね。
建設資材の野積みや屋根代わりなど屋外で活躍する場合、ブルーシートは紫外線により劣化します。 屋内での活躍に比べ破れや穴が開きがちな性質がありますので、できるだけ厚手のブルーシートを選ぶか長期間使用のことでは、UV(紫外線)カット剤を配合したUVシートが耐候性も優れており長期間の野外使用や野ざらしで使用されるのであれば、こちらが適しています。

このように、ブルーシートは広さだけでなく厚みでも値段が異なるため、
用途に合わせてコスパの見事なアイテムを選ぶことであるとかが大切です。

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薄手ですとこんな穴が簡単に空いてしまいます。

4.ブルーシートよりシルバーの方が強い

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 お得で見栄えも悪くないシルバーシートは複数枚持っていると多様なシーンで使えるので便利です。
ブルーシートより少し価格は上がりますが、使い勝手が良くサイズも多く出ています。

生地がブルーシートよりやや厚めで防水加工がしっかりされていることから野外での使用が多い方におすすめです。

シルバーシートはキャンプやレジャーで使われるテントの色合いや、キャンプ場の色合いにそこそこ溶け込んでブルーシートと違い遠目からでも目立たないという利点があります。

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引用元:https://bigvo.net/camp/tool/silver-sheet-1027/

5.ブルーシートの使い方 タープなどのテントに

台風の被害で多く使われたブルーシートですが、実はキャンプやいろんな用途に使えるてかなり貢献している超重要アイテムなのであります。
リーズナブルで丈夫、しかも厚さもサイズも幅広くラインナップされていて様々な用途に使えて、かなり重宝しますよ!
中でも最近よく聞かれているのがタープです。

青色のシートが広く流通しているため「ブルーシート」という呼び名が定着していますが、アメリカでは「Tarp(タープ)」と呼ばれています。

このタープやテントの応用で使われているのが大変多く話題になっています。

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100均ショップで買える180×180cmくらいで約2畳分の大きさの軽量ブルーシートを応用したソロタープ。
シワひとつ無いためかビシッと張れば、見栄えも良しとしている立派なソロタープとして使えます!

ブルーシートを張るのにポールがあれば安心ですよ。

ポールを持ち運ぶのが困難な場合は園芸用の支柱や100均で手に入る棒でポールの代用することができますよ。持ち運べない場合は、ポール以外の物で代用しましょう。

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風が深刻に強い日などは体温が急速に奪われるし、ホコリが舞い上がるのでバーベキューなどの野外での使用はは難しくなってしまいます。
そんな時にブルーシートを風上に張り、風よけを作りましょう。  
ブルーシートは寒冷紗などと違って、風を何一つ通さないので、帆船の帆のように風をはらみ、突風の際には凧のように吹っ飛んでしまうので張り方は工夫しなくてはなりません。

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風が強すぎ、風に対して真正面となるような張り方では、
ブルーシートが耐えられないと思われる時は、風に対して斜めになるような張り方にします。
ブルーシートに石を載せ、斜め上に向けて張るという手段によって風を上に逃がす方法もあります。
風を少しでも受け止める張り方では無く、風を受け流すイメージの張り方にしなくては突風に耐えることが出来ません。張り方に工夫が必要なのです。

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風を受け流すイメージに張ることを応用して、ご自宅のお庭などの野外でバーベキューをする際に大きいブルーシートと大きい石やロープを使ってタープを屋根がわりに使う事も可能です。

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6.ブルーシートの洗い方

ブルーシートで薄手タイプは摩擦で生地を弱らせてしまうので洗濯機の使用は控えた方がよいです。

出来れば雑巾で拭くのがよいです。

汚れが取りにくい場合は物干し竿やべランダに干して、じょうろやホースなどで水をかけて軽く擦り汚れを落として乾いた布か雑巾で拭くことをおすすめします。

乾いたら、角と角を合わせて畳んでいきコンパクトに畳んで収納しましょう。

7.まとめ

 ブルーシートは災害で今使用されていることが多いですが昔から日常で頻繁に使われる事が多く、いろんな用途で使われていることが多いですね。

いざという時にも役立ちますし、厚手であれば耐久年数も長く使用出来ますので

1つや2つ持っていると便利なのではないでしょうか。

ぜひ参考にして頂いてブルーシートを活用して下さいね。

最後まで読んで頂きありがとうございました!