災害が起きる前に備えておく服とアイテム
毎年9月1日になると防災の日ということもあり災害時の行動や自然災害の規模を番組で検証したり防災用品を紹介したりしていますね。
例年に比べて今年は自然災害が多く、つい先日の台風15号は関東や東北にかけて直撃し多くの被害をもたらしました。
日本は島々で形成されていれ火山帯や地下活断層も2000あるので地震が発生しやすい環境であることと、
周りは海に囲まれており山も多いことから河川も多い為水害も避けられないです。
そうしたことから、日頃から自然災害に対する知識と心構えや準備をすることを子供の頃から授業や区市町村などの配布物や催し、消防署などによる教室やイベントなどで教えられたり、
実際の映像見たりや疑似体験することで災害の事を知ってこられている方が多いと思われます。
自然災害は地震のように急に来るパターンと台風のように徐々にあとから来るパターンと2通りありますが、
地震のような急に災害に遭遇するとパニックになりますし、どうしたらいいかわからなくなると思います。
地震の場合は物が倒れて来ないような自分の身が守れる場所で揺れが落ち着くまでジッと待つことが必要で
水害や火災の場合は一刻も早く安全な場所に避難しなければなりません。
災害が起きやすい時間帯は夜中や早朝が多いと言われていますが、ご自宅で地震や災害時に命のある行動を起こす時に持って行けるように
災害時用の服とアイテムを備えておく事をおススメします!
サッと持ち出せる為に
最小限必要な物を
ご紹介したいと思います。
災害が起きる前に備える服とアイテム。
1.鞄(リュックサック)
リュックサックは軽めの物が良いと思います。あまり大きい物ですといろいろ詰めて入れてしまうので重くなり持ち出す時に支障が出る可能性があります。
なるべく荷物は軽い方がサッと持ち出し易いですので軽量のリュックをおススメします。
2.衣服(ポリエステル素材のジャンパーズボンもしくはジャージ上下)
ポリエステル素材のジャンパーズボン(シャカシャカの上下)は軽くコンパクトに畳めて鞄に入れられる点と動きやすく風が吹いても寒くない点からこちらが良いです。
洗濯しても早く乾くのもいいですね。
この素材の物がなければジャージ上下でもいいです。ジャージも動きやすいのでどちらかお持ちの方をクルクルと丸めてコンパクトにして入れると他の物も入れられます。
冬の寒い時期でしたら内側にフリース生地がついているユニクロなどで売られているワークパンツもおすすめです。こちらは温かいです。
3.靴(スニーカー)
軽めのスニーカーが良いです。災害後に歩く時にガラスの破片などから足を守るためにつま先や踵が出ない靴で防ぐことが出来ます。
軽い靴であればリュックの中に入れてもかさばりません。靴の中に入れないのであればベッドの下など直ぐに履けるような場所に置く方がいいです。
4.レインコート(レインポンチョ、
レインジャケット、レインズボンなど)
レインコートは雨風を防ぐだけではなく、服の中に着ると暖かいので冷え対策にあった方がいいです。最近では上下別のセパレートになっているタイプもあります。
上下別ですと作業しやすい点があるのでこちらもいいですね。
5.洗濯ネットまたはウォッシャブルポーチ
ネット仕様のウォッシャブルポーチや洗濯ネットなどに衣服類を入れておくと鞄の中で仕分けが出来るのと洗濯時に便利です。100均ショップなどで売られています。
6.衛生用品、基礎化粧品、タオルなど
女性の方は生理用ナプキンなどの衛生用品は3~4枚ほど色付きのスーパー袋などに入れておくと捨てるときに見えないですよ。
基礎化粧品は小さめのトラベルタイプの物が良いです。水が無いことを想定すると顔拭きシートやふき取り出来る化粧水があると洗顔の代わりになります。
災害時に化粧品の中でどれかひとつ持ち出すとしたら
どれを持ち出したら良いと思いますか?
正解は乳液です。
乳液はふき取りと水分、油分などの保湿も出来るので万能なのです。
もし災害に遭遇した時に、化粧品をどうしても持ち出したいのであればこれだけは覚えておいておくとよいですよ。
もし乳液がなければオールインワンでも構いません。他の物もいれることを考えるとトラベルサイズがおススメですよ。
タオルは少し長さがあると体も拭けますので長めでやや厚地のものが良いです。1枚で充分だと思います。
7.ブランケット、ホカロン(寒い時期)
寒い時期ですと腰や足元など冷えますので身体を温めるためにもブランケットやホッカイロなどを入れておいた方がよいです。こちらも100円ショップで売られていますよ。
8.懐中電灯、手袋、ガムテープ、ビニール袋
懐中電灯は小さめ物が手軽に持てますし、軍手は物を運ぶ時やケガ防止、防寒の為にも使えます。ガムテープはいろんな用途に使え便利でビニールなどに貼り壁に貼ると プライバシーを防げたり、物に巻き付けて持ち運びやすく出来たり出来ます。
ビニールは穴を開けて頭から被せば防寒対策にも使えますし物を入れる事が出来るので必需品です。
こちらもいろんな使いみちがありますね
9.まとめ
必要最低限の物でご紹介しました。あまり多くを入れてしまうと持ち出しにくいので逃げ出す時の妨げになります。
必要最低限に抑え持ち出すように準備しておきましょう。
食料を入れるのでしたら消費期限が長いお菓子類や500mlのミネラルウォーター1本くらいであれば入ると思います。
備えておくことでいざという時に役立ちますので、ぜひ用意して寝床の近くに置いて下さいね!